共働きの夫婦にとって、家事を完璧にこなすというのは至難のワザ。
仕事で疲れ切っているときに、家でもやらなきゃいけないことが山積みなんて、疲労感が倍増しますよね。
この記事では、共働きの夫婦が家事を分担するときに考えてみてほしいポイントをご提案します。
一番大切なのは「出来るだけ楽をしようとする」こと!
機械やサービスに頼ることは甘えではありません。
しんどい思いして完璧を目指すより、手抜きをして夫婦が円満に笑顔でいられる家庭を目指しましょう。
共働きの家事は完璧を目指さない!
共働き夫婦にとって、家事の分担は必須!
どちらが何を担当するかは、「これは妻がやるべきことのはず」とか「これくらいはできないといけない気がする」と言った思い込みや気分に左右されずに決めましょう。
完璧を目指さず、お互いが心も体も楽に過ごせることが一番の条件です。
夫婦が心地良くいられる最低ラインを決める
決めるのはあくまで最低ラインです。
夕飯でお弁当が何日続いたら嫌、とかテーブルの上にどの程度ものが乗っていても気にならないかと言った「ここまでなら我慢できる」「気にならない」というレベルを夫婦で出し合っておきましょう。
どういう状態が理想か、ではなく「どういう状態がストレスになるか」をイメージしましょう。
自分の担当している家事がどうあるべきかより、最低限どれくらいやればいいのかで考えれば気持ちが楽になります。
家電でできることは購入を検討
食洗機や乾燥機付き洗濯機、お掃除ロボットなど、家電で解決してくれる家事はコスパを具体的に考えてみましょう。
たとえば食洗機を購入したとして、食洗機の価格とその食洗機が使える年数、電気代を日割り計算すると、一日の費用はおよそ60円に水道代と洗剤代になるというデータがあります。
1回20分程度かかる食器洗いを1日に2回すると考えると、その40分の時間と労力と精神的負担が60円と少々で解消されるとするなら、コスパはいいように思います。
「やらなきゃいけない」と思っていることが、実はそんなにコストをかけずに解決できるかもしれません。
具体的に数字を出すと、コスパが明確になりますよ。
家事代行サービスに頼ってもいい、と考えてみましょう
最近では家事代行サービスもいろんな会社があって、料金もそれぞれです。
おおむね、基本料金と交通費が設定されています。
1回2時間の料金相場は5000円~7000円程度。
あとは鍵の預かり費用や、場合によっては早朝・深夜料金、年会費、スタッフ指名料が必要になります。
初回限定のお試しプランがあれば安く試せますよ。
家事代行サービスに興味があれば、1度単発で利用してみてもいいでしょう。
気に入ったら定期プランを使う、という方法もあります。
家事代行なんてもったいない!と思っている人も、1度試してみるとハードルは下がります。
思っていたより気に入るかもしれません。
もしお互いに家事をする余裕がなくなってしまったときは「最悪、家事代行サービスに頼ることも可能」と思って、具体的な料金をあらかじめ出しておくといいでしょう。
それだけで心の余裕になります。
逆にやる気が引き出されることもありますよ。
共働きの家事は手抜きが基本!加点方式で考えよう
共働き夫婦の家事の分担が決まっても、家電に頼っても、どうしてもうまく回らない日は必ずあります。
そんなとき、自分自身で「あれもできなかった」「これもできなかった」と減点方式で考えるのはやめましょう。
どんな小さいことでも「今日はあれをした」「これだけはやった」と、加点方式で考えるようにしましょう。
テーブルが拭けたとか、ゴミをまとめたとかでもいいのです。
そうすると、自然と自分を褒めてあげられます。
パートナーを褒めてあげることもできるでしょう。
加点方式で考えると、家族みんなが幸せな気持ちになります。
夫婦の話し合いで「最低限」の手抜き家事を決めておくのもこのためです。
理想は極力考えず、今笑顔でいられていることに目を向けましょう。
会社での仕事と違い、家事には明確なゴールがありません。
むしろ自分でゴールを決められると考えましょう。
ゴールを手前に設定することさえ可能なのです。
1つ1つのゴールは自分で決められますが、家事は一生続く、終わりなき仕事です。
私も疲れたときは「これが一生続くのか」と思ってしまいますが、だからこそ心地よいバランスで家事を続けていけるといいですよね。
そのためにも、夫婦でお互いできたことを数えるよう心がけましょう。
まとめ
私自身「食洗機なんて贅沢な」と思っていた時期がありました。
でも実際に食洗機を使いはじめると、気持ちも体も楽になったし、何より夫婦の時間が長くとれるようになりました。
すれ違いの時間も多いのでありがたいことです。
手抜きは悪いことではありません。
毎日、一生続く家事だからこそ、夫婦が笑顔でいられるような「楽」は積極的に取り入れていきましょう。