A4サイズの封筒(角型2号)を郵送する場合、120円や140円の切手が必要になります。
重さや厚みなどで料金が変わってきますよ。
履歴書や職務経歴書、さまざまな会社の書類に使用される、A4サイズの封筒の切手について見ていきましょう。
※郵便料金は、2024年10月1日から値上がりします(例えば、120円が140円に、140円が180円に)
A4封筒の切手料金は重さ次第で変わります
A4サイズの封筒(角型2号)を郵送する場合、少なくとも120円の切手が必要になります。
これは、A4封筒が「定形外郵便物」と分類されるためで、定形郵便物向けの82円や92円の切手では不足します。
定形外郵便物(規格内)
そして、定形外郵便物は「規格内」と「規格外」に分かれ、サイズや厚さ、重さによって区別されています。
- 手紙
- 定形郵便物
- 定形外郵便物
- 規格内:長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内および重量1kg以内
- 規格外:規格内の範囲を超えるもの
A4封筒の切手料金は、重さによって変わるので、次に、一覧でご紹介しますね。
定形外郵便物(規格内)の基本料金
- 50g以内 120円
- 100g以内 140円
- 150g以内 210円
- 250g以内 250円
- 500g以内 390円
- 1kg以内 580円
- 1kg以上の取扱いはなし
※速達や特定記録などのオプションを利用する場合、上記の基本料金に追加料金が必要です
※郵便料金は、2024年10月1日から値上がりします(例えば、120円が140円に、140円が180円に)
例えば、クリアファイル1枚と履歴書1枚、職務経歴書1枚を含むA4封筒を送る場合、内容物の重さが50g以下なら120円の切手で足ります。
不安な場合は、多めの140円の切手を使うことも可能です。
多く切手を貼る分には何の問題になりません(その分代金はかかってしまいけどね)。
不足なく、でも損もしたくない場合は郵便局に持って行きましょう。
A4封筒の厚みが3cmを超えると規格外料金が適用されます
A4封筒の厚みが3cm以上になると、郵便物は「規格外」と判断され、通常の料金体系とは異なる料金が適用されます。
規格外に分類されるのは、規格内の範囲を超えた場合、すなわち、長辺が34cm、短辺が25cm、厚さが3cm、重量が1kgを超えた場合です。
これにより、必要となる切手代も高くなります。
定形外郵便物(規格外)の基本料金
- 50g以内 200円
- 100g以内 220円
- 150g以内 300円
- 250g以内 350円
- 500g以内 510円
- 1kg以内 710円
- 2kg以内 1,040円
- 4kg以内 1,350円
速達や特定記録といったオプションサービスを利用する場合、これらの基本料金にさらに費用が加算されます。
切手が足りない場合の対応は?
切手が足りなかった場合には次のような問題が発生します。
- 郵便が発送されずに送り主に戻される
- 受取人に届くものの、不足分の料金を受取人が支払う必要がある
送り主に戻されると時間が無駄になりますし、受取人に追加で料金が請求されると迷惑がかかります
重要な書類を送る場合、料金不足が原因で印象を損ねる可能性があります。
切手を多めに貼ることで、こうした問題を回避できます。
不安な場合は、少し多めに切手を使用することをおすすめします。
郵便局での計測が最も正確です
これまでA4封筒の切手料金について詳しく見てきましたが、もっとも確実な方法は、地元の郵便局の窓口で実際に計測してもらうことです。
窓口では、郵便物の重量や寸法を直接計ってもらえるため、必要な切手の額を正確に知ることができます。
また、いつ頃相手に届くかの配達予定日も確認できるので、安心して郵送することが可能です。
「いつごろ届きますか?」と聞いてみるといいですよ。
さらに、速達や書留などのオプションサービスの利用も、窓口で行えます。
郵便を頻繁に送る場合は、家庭で使えるデジタルスケールを一つ持っていると非常に便利です。
まとめ
この記事では、A4封筒(角型2号)の切手料金について説明しました。
- A4封筒の基本的な料金は120円からです
- 履歴書や職務経歴書などを送る場合は、120円または140円の切手が必要になるでしょう
※郵便料金は、2024年10月1日から値上がりします(例えば、120円が140円に、140円が180円に)
重要な書類を送る際は、誤りを防ぐためにも郵便局での計測がおすすめです!