赤ちゃんへのお祝い用の袋には、魅力的なデザインがいくつもありますね。
そういった袋を選んだ後、名前をどこに書くべきか迷う時があります。
どこに書くのが正解なんだろう・・・と思うことも。
名前の記入場所が明示されていない場合、以下の3つの方法があります。
- 名前を記入しない
- 姓のみを記入する
- 内袋や裏面に名前を記入する
これらの方法は、贈る相手との関係によって適宜選択します。
また、複数人で贈る場合も、名前の書き方に注意が必要です。
赤ちゃんへのお祝い用の袋は、デザインで選ぶことが多いですが、名前をどこに書くかも考慮が必要です。
この記事では、赤ちゃんへのお祝い袋に名前を書く方法と、渡す際の大切なポイントを解説します。
出産祝いのご祝儀袋に名前の記入が難しい場合の対応方法
赤ちゃんが生まれた際は、様々なものが必要になるため、現金や商品券を贈ることが多いです。
でも、選んだお祝い袋に名前を書くスペースがない時、どうすればいいでしょう。
名前をどこに書くべきか、または別の方法で対応するべきか、迷うこともありますね。
名前が書けない場合の選択肢は以下の通りです。
- 名前を記入しない
- 姓だけを書く
- 内側の袋や裏面に記入する
これらの選択肢がある中でどの方法を選ぶかは、贈る相手との関係によって異なります。
名前を記入しない
デザインを崩さないために、名前を書かないこともあります。
ただし、この場合は相手との親しい関係であることが条件です。
名前を書かなかったことを、直接相手に伝えるのが良いでしょう。
姓だけを書く
デザイン次第では、フルネームは難しいけれども、姓だけならスペースがあることもあります。
その場合は、フルネームではなく姓のみを書くのが適切です。
内側の袋や裏面に記入する
内側の袋が付いている場合は、外側に書かずに、内側に名前を記入するのも良い方法です。
内側の袋は通常シンプルなデザインで、名前を書くスペースがあります。
外側にスペースがなく、内側の袋もない場合は、裏面に名前を書くと良いでしょう。
裏面は一般的に表面よりシンプルで、名前を書くスペースがあるはずです。
複数人での出産祝い袋の名前書きの順番について
出産祝いを友人や職場の同僚といった複数人で贈るシーンはしばしばあります。
そうした時に、名前を記入する際には、以下の順序がおすすめです。
- 五十音順
- 年齢順
- 役職順
共同での贈り物の際、贈る相手との関係性に合わせて名前の記載順序を考慮することが大切です。
友人同士の場合は、順番が少し違っても問題はありませんが、職場の人々や目上の人への贈り物では、礼儀をわきまえることが求められます。
特に、職場の人や目上の方へ贈る際は、役職や年齢に基づいた適切な順序で名前を記載することを心がけましょう。
出産直後は、3時間ごとの授乳や育児で疲れが溜まりやすいものです。
そのような時期に素敵な贈り物を受け取ることは、非常に嬉しいものです。
名前が書かれているかどうかは気にしない、という方も多いでしょう。
しかし、全ての人が同じとは限らないため、特に目上の方への贈り物では、名前を丁寧に記入することが大切です。
出産祝い封筒の書き方と気を付けるべきポイント
出産祝いの封筒を用意する際、名前の記入だけでなく、他にも注意すべき点がいくつかあります。
- 適切な封筒の選び方
- のし袋の正しい表記方法
- 相応しい金額の選択
これらは、出産祝いを渡す上での重要な要素です。
出産祝い袋の水引について
「出産祝」と既に書かれている封筒を購入すれば安心ですが、自宅にある祝儀袋を利用する場合は、そのデザインをよく確認しましょう。
水引には、花結びと結び切りの2種類があります。
結び切りは「もう一度はない」という意味があるため、出産祝いには不適切です。
出産祝いには、花結びの水引を選ぶことが大切です。
花結びは「何度でも続いてほしい」という意味が込められており、繰り返しの祝い事に適しています。
結婚式などで見られる結び切りの水引と、混同しないように気を付けましょう。
のし袋の表書きの注意点
自宅にある一般的な祝儀袋や、出産祝い専用の袋でも、時に表記がない場合があります。
出産祝い専用の袋なら、デザインから内容が明らかなため、特に表記を追加する必要はないでしょう。
しかし、出産祝い専用でない場合は、適切な表記をすることが推奨されます。
「寿」や「御出産祝」のような表記は避けるべきです。
「寿」は結婚祝いに使われる言葉であり、「御出産祝」は4文字で「死文字」とされており、縁起が悪いとされています。
そのため「出産祝」または「御祝」「御出産御祝」という表記が適しています。
ただ、最近は文字数にこだわらない方が増えてきており、「祝御出産」や「御出産祝」といった表記も多く見られます。
包む金額の選び方
包む金額にも注意が必要です。
「4」や「9」の数字はそれぞれ「死」と「苦」を連想させるため、好ましくありません。
結婚式のような「割れる偶数はNG」というルールはないものの、「4」「9」を避けることは重要です。
まとめ
出産祝いの際、祝儀袋に名前を書くスペースが見つからない場合は、贈る相手の状況や関係に応じて、以下の方法を選択すると良いです。
- 名前を全く記入しない
- 苗字だけを記入する
- 袋の内側や裏面に名前を書く
出産はとても喜ばしい出来事であり、贈り物をする側の心遣いは大切です。
適切に渡すためには、正しい記入方法を知っておくことも大切ですが、なにより新しい命の誕生を心から祝福し、愛情を込めて迎えることが最も大事です。